英語で「ギリシャ語」は何て言う?

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「ギリシャ語」は英語で「Greek」と言います。「I want to learn Greek.(ギリシャ語を学びたい)」のように使えます。「Greek」は言語名であると同時に「ギリシャ人」「ギリシャの〜」という意味も持っています。

ギリシャ語はヨーロッパで最も古い歴史を持つ言語のひとつで、英語に大きな影響を与えてきました。たとえば「philosophy(哲学)」「democracy(民主主義)」「theater(劇場)」といった学問や文化に関わる単語は、ほとんどがギリシャ語にルーツを持っています。特に「-ology(〜学)」で終わる単語、「biology(生物学)」や「psychology(心理学)」などもギリシャ語由来です。

また、ギリシャ文字も英語圏では身近に使われています。数学や科学の分野では「α(alpha、アルファ)」「β(beta、ベータ)」「π(pi、パイ)」などがシンボルとして使われますし、日常生活でも「alpha male(群れのリーダー的存在)」などの表現に登場します。

面白いことに、英語では「It’s all Greek to me.」という慣用句があります。直訳すると「私には全部ギリシャ語だ」という意味ですが、実際には「全然わからない」「ちんぷんかんぷんだ」というニュアンスです。ギリシャ語が難解に感じられた歴史的な背景から生まれた表現だと考えられています。

つまり「Greek」は、ただの言語名にとどまらず、英語の語彙や表現の中に深く根づいた存在です。英語の単語を学ぶときに「これはギリシャ語がもとかな?」と考えてみると、意外なつながりを発見できるかもしれませんね。

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