英語で「眼鏡」は基本的に「glasses」と言います。「I wear glasses(私は眼鏡をかけています)」のように使います。ここでの「glasses」は複数形なのが特徴で、レンズが左右に二枚あることから来ています。
少しかしこまった言い方をすると「spectacles」という単語もあります。こちらは古風な響きがあり、日常会話よりも文学や歴史的な文脈で出てくることが多いです。
「eyeglasses」という表現もありますが、これはアメリカ英語でややフォーマルに使われます。日常的には単に「glasses」で十分です。また「a pair of glasses」と言うこともあり、「眼鏡が1つ」と言いたいときに使われます。
ファッション的に色付きのものは「sunglasses(サングラス)」ですし、スポーツや作業で使う保護用のものは「goggles(ゴーグル)」と呼ばれます。泳ぐときの「swimming goggles」や、化学実験で使う「safety goggles」がその例です。
比喩的な表現では、「see the world through rose-colored glasses」というフレーズがあります。直訳すると「バラ色の眼鏡を通して世界を見る」で、「物事を楽観的に見る」という意味です。
このように、英語の「眼鏡」は「glasses」が基本ですが、場面や種類に応じて言葉を変える必要があります。単なる道具としてだけでなく、考え方や世界の見方を表す比喩としても登場するのが面白いところですね。
  
  
  
  