「観光ツアー」は英語で「tour」や「sightseeing tour」と言います。どちらも旅行や観光の文脈でよく使われる言葉ですが、少しニュアンスの違いがあります。
「tour」は「見て回る旅」という意味が基本です。たとえば「a bus tour(バスツアー)」や「a guided tour(ガイド付きツアー)」のように使います。単に観光だけでなく、「factory tour(工場見学)」や「school tour(学校見学)」のように見学全般にも使える便利な単語です。
一方、「sightseeing」は「名所を見て回ること」そのものを指します。「I went sightseeing in Kyoto(京都で観光しました)」のように動詞的にも使えます。「sightseeing tour」と言えば「観光目的のツアー」という意味になり、旅行会社のパンフレットなどでよく見かけます。
また、短時間の観光なら「day tour(日帰りツアー)」、複数の場所を回る旅行なら「package tour(パッケージツアー)」と呼びます。最近では「walking tour(徒歩の街歩きツアー)」や「food tour(食文化体験ツアー)」など、テーマに特化した言い方も増えています。
英語では「join a tour(ツアーに参加する)」や「take a tour(ツアーに行く)」という動詞の組み合わせが自然です。「I joined a city tour in London(ロンドンの市内観光ツアーに参加した)」のように使えます。
ちなみに、個人で自由に観光する場合は「independent travel」や「self-guided tour」と言います。英語では「ツアー」という言葉自体に「案内がつく」「計画された旅」というイメージがあるため、使い分けるとより自然になります。
