「記念写真」は、特別な瞬間を形に残すための写真のことですよね。英語では「commemorative photo」や「souvenir photo」という言葉が直訳に近いですが、日常会話ではもう少し自然な言い方が使われます。
たとえば、友達同士や家族で「記念に写真を撮ろう」と言いたいときは、「Let’s take a picture to remember this!」や「Let’s take a photo together!」がよく使われます。フォーマルに「記念撮影を行います」と言う場合は、「We’ll take a commemorative photo」や「We’re having a group photo session」などと表現できます。
「souvenir photo」は観光地などで「お土産用の写真」というニュアンスで使われます。たとえばテーマパークや展望台などで撮ってもらえる写真がこれに当たります。
また、集合写真は「group photo」や「group picture」と言い、「graduation photo(卒業写真)」や「wedding photo(結婚式の写真)」のように、具体的な場面を加えて言うとわかりやすいです。「memorial photo」という言葉もありますが、これは亡くなった人を偲ぶ写真を指す場合が多く、使うときは注意が必要です。
英語では「記念」という考え方を「memory」や「remember」という動詞で表すことが多いので、「to remember this day」や「for the memories」といった形でも自然に伝わります。たとえば「Let’s take a picture for the memories!(思い出のために写真を撮ろう!)」という言い方は、とても温かい響きがあります。
「記念写真」という言葉には、「その瞬間を忘れたくない」という気持ちが込められています。英語でもそれを伝えるときは、単語だけでなく、撮る相手や場面に合った言い方を選ぶと、より心のこもった表現になりますね。
