「会議」は英語で「meeting(ミーティング)」と訳すのが最も一般的です。ただし、英語では「会議」といっても内容や規模によってさまざまな表現があります。
まず、日常的で小規模な打ち合わせなら「meeting」が基本です。「We have a meeting at 10.(10時に会議があります)」や「Let’s have a quick meeting(ちょっと打ち合わせしよう)」のように使われます。職場では「team meeting(チーム会議)」や「staff meeting(職員会議)」といった言い方もよく使われます。
もう少しフォーマルな場、たとえば役員や経営陣が集まるような会議は「conference」や「board meeting」と言います。「conference」は学会や国際的な会議など、大人数で行われる場を指すことも多く、「an international conference(国際会議)」のように使われます。
「discussion(ディスカッション)」という単語もありますが、これは「話し合い」そのものを指します。つまり「We had a discussion about the project(そのプロジェクトについて話し合った)」のように、「会議」という形式よりも中身に焦点を当てた言葉です。
また、ビジネスの世界では「online meeting(オンライン会議)」や「video conference(ビデオ会議)」などの表現も一般的になりました。特に「Zoom meeting」「Teams call」といった具体的なサービス名をそのまま使うこともよくあります。
最後に、英語では「会議を開く」は「hold a meeting」や「organize a meeting」と言い、「会議に出る」は「attend a meeting」と言います。「meeting」ひとつ取っても、その中には文化的な違いが表れているんですね。
