日本の学校行事の定番といえば「運動会」。英語では状況に合わせていくつかの言い方を使い分けます。
もっとも近いのは「sports day(スポーツ・デイ)」という表現です。イギリスやオーストラリアの学校でも同じような行事があり、児童や生徒が走ったり、リレーをしたりするイベントを指します。「We have a sports day next week(来週は運動会があります)」のように言えます。
アメリカでは「field day」という言葉が使われることもあります。ただし、アメリカの「field day」は少し意味が広く、純粋な競技だけでなく、外で遊んだり、ゲームをしたりする学校行事全体を指すことがあります。日本のように紅白に分かれて競うような形式とは少し違う印象です。
また、保護者が参加したり、地域ぐるみで行うような運動会を説明したい場合は、「school sports festival」や「athletic meet」という言葉も使えます。「festival」はお祭りの雰囲気を、「meet」はスポーツ大会の正式さを感じさせる表現です。
英語で説明するときは、行事の雰囲気を少し補足するのがコツです。たとえば「a school event where students compete in races and games(生徒が競走やゲームを行う学校行事)」と添えると、英語話者にも伝わりやすくなります。
「運動会」は日本独自の文化の一つですが、英語で表現することで「こんな行事があるんだ」と興味を持ってもらえるきっかけにもなります。単に「sports day」と言うだけでなく、日本のみんなで協力して頑張る雰囲気まで伝えられたら素敵ですね。
