年末になると、会社や仲間同士で開かれる「忘年会」。英語で表現する場合はいくつかの言い方があります。
いちばんよく使われるのは「year-end party」や「end-of-year party」です。直訳すると「年末のパーティー」で、意味としてはかなり近いです。「Our company is having a year-end party next Friday(うちの会社は来週の金曜に忘年会があります)」のように言えば通じます。
会社で行う場合は「office party」や「company party」と言うこともあります。特にクリスマスの時期に開く場合は「Christmas party」と呼ばれることが多く、欧米ではこちらのほうが一般的です。日本の「忘年会」と同じように、同僚や上司と食事をしながら一年を締めくくる習慣があります。
また、少しカジュアルな集まりなら「get-together(集まり)」や「drinks party(飲み会)」も使えます。「Let’s have a get-together before the year ends(年が終わる前に集まろう)」と言えば、友人同士の忘年会にぴったりです。
英語圏では「一年を忘れる」というより、「一年を振り返って祝う」という発想が強いので、「celebrate the end of the year(年末をお祝いする)」という言い方も自然です。
つまり、「忘年会」は単に「party」ではなく、「その年の終わりを共有して笑顔で締めくくる時間」。英語で表現するときも、形式よりもその温かい気持ちを伝えることが大切かもしれませんね。
