「砂漠」は英語で「desert(デザート)」と言います。見た目がそっくりな「dessert(食べ物のデザート)」とスペルが一文字違いなので、混同しやすい単語です。
覚え方としては、「砂漠(desert)」は「さびしい場所」で「s」が1つ、「デザート(dessert)」は「食後にもう1つ食べたい」ので「s」が2つ、と覚えると区別しやすいですよ。
砂漠のほうの「desert」は、雨がほとんど降らず植物も少ない広大な土地を指します。「Sahara Desert(サハラ砂漠)」や「Arabian Desert(アラビア砂漠)」のように、固有名詞では「Desert」を大文字で書くのが一般的です。
また、「desert」には名詞だけでなく動詞の意味もあります。「捨てる」「見捨てる」という意味で、「He deserted his post(彼は持ち場を放棄した)」のように使われます。発音にも注意が必要で、名詞の「砂漠」は「dézert(デザート)」、動詞の「見捨てる」は「dezért(ディザート)」とアクセントの位置が変わります。
砂漠そのものを形容する表現もいろいろあります。「dry(乾いた)」「barren(不毛の)」「endless(果てしない)」などを組み合わせると、「an endless desert(果てしない砂漠)」のように、詩的な響きを持たせることもできます。
