英語で「3月」はどう表現する?使い方や雑学をまとめて紹介!

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春の訪れを感じさせる「3月」。英語では「March」と表現しますが、この単語の由来や関連することわざを紐解くと、古代ローマの歴史や英語圏の豊かな季節感が浮かび上がってきます。

March」という言葉の語源は、古代ローマの軍神「Mars(マールス)」に由来します。ラテン語で「マールスの月」を意味する「Martius」が変化したものです。実は、古代ローマの初期のカレンダーでは、1年の始まりは現在の1月ではなく3月でした。長く厳しい冬が終わり、農業を再開すると同時に、軍隊が遠征に出発する季節の始まりであったため、戦いの神の名が冠されたのです。同じ綴りで「行進する」を意味する動詞の「march」も、この軍隊の動きに由来しています。

3月に関する有名な英語のことわざに「March comes in like a lion and goes out like a lamb」というものがあります。直訳すると「3月はライオンのようにやって来て、子羊のように去っていく」となります。これは、3月の初めはライオンのように荒れ狂う嵐や冷たい風が吹く日が多いものの、終わり頃には子羊のように穏やかで暖かな春の陽気になるという、天候の劇的な変化を見事に表した表現です。

また、ユニークな慣用句に「mad as a March hare(3月の野ウサギのように狂っている)」があります。これは、春の繁殖期を迎えた野ウサギが興奮して跳ね回る様子から生まれた言葉で、「ひどく気が狂っている」や「常軌を逸している」ことを意味します。ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』に登場する風変わりなキャラクター「三月ウサギ(March Hare)」も、まさにこの歴史ある慣用句を具現化した存在です。

文法的なルールとして、英語で月名を書く際は必ず頭文字を大文字にして「March」と固有名詞として表記します。また、前置詞の使い分けにも法則があります。「3月に」と月全体を指す場合は「in March」と期間を表す「in」を使いますが、「3月3日に」と特定の日を指す場合は「on March 3rd」と、特定の日付に接触しているイメージを持つ「on」を使用します。

このように、英語の「3月」には、古代ローマの神話や暦の歴史、そして厳しい冬から春へと向かう人々の喜びや自然の観察がギュッと詰まっています。単なるカレンダーの名称を超えて、季節の移り変わりを色鮮やかに伝えてくれる言葉と言えるでしょう。

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