英語で「腰」は何て言う?「腰」を使った英語表現

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日本語の「腰」は便利な言葉で、体の部位としても、「腰が重い」「腰を据える」のような比喩としてもよく使われます。英語では「waist」と「hip」が主な対応語ですが、文脈によって区別されます。

「waist」は体の一番細い部分、ちょうどベルトをするあたりを指します。「She tied a belt around her waist(彼女は腰にベルトを巻いた)」のように使われます。体の真ん中に近いニュアンスで、「腰回り」という感覚にぴったりです。

一方「hip」は骨盤の横のあたり、いわゆる「腰骨」に近い部分です。「He put his hands on his hips(彼は腰に手を当てた)」という表現は日常的によく使われます。

また、腰痛を表すときは「back」を使うのが自然です。「I have a backache(腰が痛い)」と言えば日本語の「腰痛」と同じ意味になります。英語では「waist」や「hip」を使って「腰痛」とはあまり言わないです。

比喩的な表現もあります。「get off your back(しつこくするのをやめろ)」「put your back into it(一生懸命に取り組む)」などは「背中」や「腰」を通じて努力や負担を表しています。日本語の「腰を据える」と似ていて、体の中心をイメージすると理解しやすいでしょう。

つまり、英語で「腰」と言うときは、「細い部分」なら「waist」、「横の骨のあたり」なら「hip」、「腰痛」なら「back」と、場面に応じて言葉を選ぶ必要があります。日本語の「腰」が広い意味を持つ一方で、英語では少し細かく分けて表現しているわけですね。

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