「トルコ語」は英語で「Turkish」と言います。「I’m studying Turkish.(私はトルコ語を勉強しています)」のように使われます。この「Turkish」という単語は、「トルコの〜」「トルコ人」という意味もあり、文脈によって指すものが変わります。たとえば「Turkish coffee(トルココーヒー)」や「a Turkish friend(トルコ人の友達)」のように使われます。
トルコ語は英語とはまったく系統の違う言語で、文法の仕組みがとてもユニークです。英語がヨーロッパの「印欧語族」に属するのに対して、トルコ語は「アルタイ語族(あるいはテュルク語族)」に分類されます。そのため、語順や語形の作り方が英語とはかなり異なります。
たとえば、英語では「I love you」と言いますが、トルコ語では「Seni seviyorum」。直訳すると「あなたを 愛している(私は)」という順番になります。動詞が文の最後に来るのが特徴です。また、語尾にいろいろな語をつけて意味を変える「膠着語(こうちゃくご)」なので、「ev(家)」から「evler(家々)」「evimde(私の家で)」といったように単語がどんどん変化します。
文化的にも、英語とトルコ語の接点は多くあります。たとえば英語の「coffee(コーヒー)」という言葉は、もともとトルコを経由してヨーロッパに伝わったものです。また「yogurt(ヨーグルト)」という単語も、実はトルコ語が語源。日常でよく使う言葉の中にも、トルコの影響が静かに残っているんですね。
