英語で「透明」は何て言う?「透明」に関する英語表現

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日本語の「透明」にあたる英語は、主に「transparent」と「clear」の二つがよく使われます。どちらも似ていますが、使い方に少し違いがあります。

「transparent」は専門的・正確な表現で、光が通り抜ける性質を表すときに使います。「transparent glass(透明なガラス)」のように、物質的に中が見える状態を指す言葉です。また比喩的に「transparent policy(透明性のある政策)」というように、隠し事がないことを意味する場合にも使われます。

一方「clear」はもっと日常的な表現です。「clear water(澄んだ水)」「clear sky(雲ひとつない空)」のように、見通しが良い・すっきりしている状態を表します。必ずしも完全に透明ではなくても「ごちゃごちゃしていない」「障害がない」といったニュアンスも含まれます。

面白いのは、「see-through」という表現もあることです。直訳すると「通して見える」で、カーテンや布など、向こう側が見える素材を指します。服について「see-through」と言うと「透けている」という意味になります。

さらに比喩的な使い方も多くあります。「Her feelings were transparent(彼女の気持ちは丸見えだった)」のように、人の考えや感情が隠しきれない状態を表すのにも便利です。

つまり「透明」を英語にするときは、「transparent」で科学的・形式的に、「clear」で日常的・感覚的に表現するのが自然です。どちらを選ぶかで印象が変わるので、文脈に応じて使い分けてみてください。

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