日本語の「驚愕」は、「とても驚く」「衝撃を受ける」といった強い感情を表します。英語では一語で完全に一致する単語はありませんが、状況や感情の強さによっていくつかの表現が使われます。
もっとも一般的なのは「surprised(驚いた)」です。たとえば「I was surprised to hear that news(そのニュースを聞いて驚いた)」のように、日常的な驚きに使われます。ただし「驚愕」という言葉が持つ強い衝撃を表すには、もう少し強調した表現もあります。
その場合によく使われるのが「astonished」や「amazed」です。「astonished」は予想外のことに圧倒されたような驚き、「amazed」は感嘆や感動を含んだ驚きを表します。たとえば「I was astonished by his performance(彼の演技に驚愕した)」や「She was amazed at the beauty of the view(彼女はその景色の美しさに驚いた)」のように使えます。
さらに、ショックに近い驚きを表したいなら「shocked」や「stunned」が合います。「I was shocked to see the accident(その事故を見て衝撃を受けた)」や「He stood there, stunned(彼は呆然と立ち尽くした)」のように、言葉を失うほどの驚きに使われます。
文学的・感情的な表現では「in awe」という言い方もあります。「I was in awe of her talent(彼女の才能に圧倒された)」のように、畏敬の念を伴った驚きを表す言葉です。
つまり、日本語の「驚愕」は英語では「surprised」「astonished」「amazed」「shocked」「stunned」など、驚きの種類によって言い分ける必要があります。それぞれの場面や状況に応じて、適した単語を選んでください。
