「夜更かし」は、夜遅くまで起きていることを指しますよね。英語では「stay up late」という表現が最も一般的です。「I stayed up late last night(昨夜は夜更かしした)」のように使います。シンプルですが、会話でよく登場する自然な言い方です。
もう少しくだけた言い方では「pull an all-nighter」という表現もあります。これは「一晩中起きている」という意味で、特に勉強や仕事などを徹夜で行う場合に使われます。「I pulled an all-nighter to finish my report(レポートを終わらせるために徹夜した)」という感じです。ただ単に夜更かししただけなら「stay up late」、徹夜なら「pull an all-nighter」と区別するとわかりやすいですね。
また、夜更かしをする人のことは「night owl(夜型の人)」と呼びます。直訳すると「夜のフクロウ」ですが、ふくろうは夜に活動する動物なので、そこから生まれた表現です。反対に朝型の人は「early bird」と言い、「The early bird catches the worm(早起きは三文の徳)」という有名なことわざもあります。
面白いのは、「夜更かし」は英語圏でもよく話題になるテーマだということです。「I can’t sleep early even if I try(早く寝ようとしても寝つけない)」のように、現代人の悩みとして共感を呼ぶフレーズも多くあります。
つまり、「夜更かし」は英語で一言にすると「stay up late」ですが、その背景には生活リズムや性格の違いまで表す豊かな表現があります。次に夜遅くまで起きてしまったときは、英語で「I stayed up too late again(また夜更かししちゃった)」とつぶやいてみると、何か変わるかもしれませんね。
