「洗濯物」は、洗う前の服も、洗った後の服もまとめて指す便利な言葉ですよね。英語では、そのどちらを指すかによって表現が変わります。
まず、いちばん基本的な言葉は「laundry(ロンドリー)」です。これは「洗濯」そのものや「洗濯物」両方の意味で使えます。「do the laundry」は「洗濯をする」、「hang up the laundry」は「洗濯物を干す」という表現です。とても日常的で、家庭でも寮でもホテルでもよく使われます。
たとえば「I have a lot of laundry to do.(洗濯しなきゃいけない服がたくさんある)」のように、洗う前の服を指すこともあれば、「The laundry is dry.(洗濯物が乾いた)」といえば洗った後の服を指すこともできます。つまり、前後の文脈でどちらの意味かが決まるのです。
洗濯機に入れる前の「dirty clothes(汚れた服)」や、洗い終わったあとの「clean clothes(きれいな服)」という言い方もよく使われます。具体的に区別したいときは、こうした表現を使うと分かりやすいですね。
また、「laundry」は場所を指すこともあります。「coin laundry」や「laundromat」はコイン式の洗濯店のこと。「laundry room」は家やホテルの洗濯室を指します。英語では「洗濯物」と「洗濯をする場所」が同じ単語で表されるのが面白いところです。
つまり、「洗濯物」を英語で言うときは、「laundry」を中心に、状況に応じて「dirty clothes」「clean clothes」といった表現を使い分けるのが自然です。それぞれの場面や状況に応じて、適した単語を選んでください。
