「電話」は英語で「phone」と言います。「telephone(テレフォン)」もありますが、日常会話では短く「phone」を使うことが多いです。たとえば「I’ll call you on the phone(電話するね)」や「My phone is ringing(電話が鳴ってる)」のように使われます。
昔は「telephone」が一般的でしたが、携帯電話やスマートフォンの普及で、今は「cell phone(アメリカ英語)」や「mobile phone(イギリス英語)」という言い方がよく使われます。「cell」は「cellular(セルラー)」の略で、通信網を意味します。地域によって言い方が違うのは、英語の面白いところですね。
また、「電話する」という動詞には「call」を使います。「I’ll call you later(あとで電話するね)」が自然な表現です。よりカジュアルに言うなら「Give me a call(電話して)」もよく使われます。「phone」を動詞として使うこともでき、「I’ll phone him tonight(今夜彼に電話する)」のような言い方もOKです。
固定電話を指すときは「landline(固定回線)」という言葉もあります。最近はスマホが主流ですが、オフィスや家庭ではまだ使われています。「Do you have a landline?(固定電話ありますか?)」という質問もたまに聞かれます。
そして、「電話に出る」は「answer the phone」、「電話を切る」は「hang up」、「間違い電話」は「wrong number」など、電話にまつわる表現もたくさんあります。たとえば「She hung up on me(彼女が電話を切った)」というように、少し感情的な場面にも使える表現です。
日本語では「電話」と言えば機械を指すことも通話を指すこともありますが、英語では「phone」が名詞にも動詞にもなるので、文脈でどちらの意味かが自然に伝わります。
