「水泳」は英語で「swimming」と言います。動詞の「swim(泳ぐ)」に名詞の語尾「-ing」がついた形で、「泳ぐこと」「泳ぎ」という意味になります。「I like swimming(泳ぐのが好きです)」のように、趣味や習慣を表すときによく使われます。
「swim」はとても基本的な動詞ですが、使い方の幅は広いです。「Can you swim?(泳げますか?)」という質問も自然ですし、「go swimming(泳ぎに行く)」という表現もよく使われます。「I went swimming in the sea(海で泳いだ)」のように、日常会話ではこの形がよく登場します。
スポーツとしての「水泳」は「swimming」そのままで、「competitive swimming(競泳)」や「synchronized swimming(アーティスティックスイミング)」といった言い方があります。泳ぎ方を表すときは「stroke(泳法)」という単語を使い、「freestyle(自由形)」「breaststroke(平泳ぎ)」「backstroke(背泳ぎ)」「butterfly(バタフライ)」「crawl(クロール)」などのように区別します。
また、英語では比喩的に「swim」が使われることもあります。「swim against the current(流れに逆らって泳ぐ)」は、「世間の流れに逆らって行動する」という意味のことわざ的表現です。反対に「just keep swimming(とにかく泳ぎ続けよう)」は映画『ファインディング・ニモ』で有名になったフレーズで、「あきらめずに進もう」という前向きな意味を持っています。
こうして見ると、「swimming」は単なる運動の名前を超えて、「挑戦」「努力」「継続」を象徴する言葉でもあります。水の中を進むように、少しずつでも前へ進もうという気持ちを思い出させてくれる言葉かもしれませんね。
