日本の文化を語るうえで欠かせない「温泉」。英語では「hot spring」と言います。「spring」は「泉」や「湧き水」という意味なので、直訳すると「熱い泉」。とてもわかりやすい言葉ですね。
たとえば「Beppu is famous for its hot springs.(別府は温泉で有名です)」のように使います。また、温泉地全体を指すときには「hot spring resort」や「spa town」という言い方もあります。「spa」はもともとベルギーの地名に由来し、「温泉地」を意味するようになった言葉です。現在では「relaxation(リラクゼーション)」や「healing(癒し)」のイメージで使われることも多く、「spa hotel(温泉ホテル)」や「spa treatment(スパ・トリートメント)」のように幅広く使われています。
日本の温泉文化を説明するときは、「public bath(公衆浴場)」や「hot spring bath(温泉風呂)」なども便利です。「onsen」という言葉自体が、今では英語でも通じることが多く、「I want to try an onsen in Japan.(日本で温泉に入ってみたい)」のように使われます。特に観光や旅行の記事では、「onsen」が日本文化を象徴する単語として扱われています。
また、英語で温泉の効能を説明するときには、「The minerals in the hot spring are good for your skin.(温泉の成分は肌に良い)」のように、「minerals(鉱物成分)」や「healing effect(癒しの効果)」といった表現がよく使われます。
温泉は単なるお風呂ではなく、自然と人をつなぐ文化でもあります。英語で「hot spring」と訳すと少し単純に聞こえるかもしれませんが、そこに「relaxation」や「peace of mind」といった心の癒しの意味を添えると、日本の温泉の魅力がより伝わるかもしれませんね。
