「写真撮影」は、英語ではいくつかの言い方があります。いちばん基本的なのは「take a photo(写真を撮る)」や「take a picture」です。どちらも意味はほぼ同じで、日常会話では「picture」のほうが少しくだけた響きがあります。たとえば、「Can you take a picture of me?(写真を撮ってもらえますか?)」は旅行先などでよく使う表現ですね。
もう少しフォーマルに「写真撮影」という行為そのものを指す場合は、「photography」という言葉を使います。「I’m interested in photography(写真撮影に興味があります)」や「He studies photography(彼は写真を学んでいる)」のように、趣味や芸術としての写真を指します。
また、仕事として撮影を行う人は「photographer(写真家、カメラマン)」です。「wedding photographer(結婚式のカメラマン)」や「professional photographer(プロの写真家)」のように使われます。
イベントや式典などで「撮影禁止」を表すときは、「No photography」または「No photos」と書かれます。前者はややフォーマルで、博物館や美術館の注意書きなどに多く見られます。
撮影という行為をもう少し動作的に表すなら、「shoot」も便利です。「Let’s do a photo shoot(撮影をしよう)」や「We shot the video yesterday(昨日、ビデオを撮った)」のように、映像制作やモデル撮影など、少し本格的な場面で使われます。
つまり、「写真撮影」は英語で「take a photo」「photography」「photo shoot」など、場面によって言葉を使い分けます。旅行のスナップからプロの撮影まで、同じ「撮る」でも言葉が変わるのが英語の面白さです。シンプルな行為のようで、そこには日常と芸術の両方が込められているのかもしれませんね。
