「湿度」は英語で「humidity(ヒューミディティ)」と言います。天気の話や室内環境を表すときによく使われる言葉です。たとえば、「The humidity is high today(今日は湿度が高い)」や「I don’t like the humidity(湿気が苦手)」のように使います。日本の夏を説明するときにも欠かせない単語ですね。
もう少し専門的に言うと、「relative humidity(相対湿度)」という表現もあります。これは天気予報などで使われるもので、空気にどれくらい水分が含まれているかをパーセントで示します。たとえば「The relative humidity is 80 percent(湿度80%です)」という具合です。
日常会話では、もっとカジュアルに「It’s so humid!(蒸し暑い!)」と表現するのが一般的です。「humid」は形容詞で、「湿度が高い」「じめじめしている」という意味です。反対に「dry(乾燥している)」を使えば、「It’s dry today(今日は乾いてるね)」となります。
また、「dehumidifier(除湿機)」や「humidifier(加湿器)」という単語も覚えておくと便利です。どちらも「humidity(湿度)」から派生した言葉で、家庭やオフィスでよく使われます。
興味深いのは、英語圏でも湿度に対する感じ方が地域によって違うことです。イギリスの人が「It’s humid」と言っても、日本の梅雨ほどではないことが多く、アメリカ南部のような「息苦しい湿気」とはまた違います。
つまり、「humidity」は単なる気象用語ではなく、人の感覚や暮らしにも密接に関わる言葉です。「湿度が高い日」は、英語でも「humid day」。世界のどこでも、空気の重さにちょっとため息をつく気持ちは同じなのかもしれませんね。
