英語で「渋滞」は、主に「traffic jam(トラフィック・ジャム)」と表現します。「jam」は「ぎゅうぎゅうに詰まった状態」を意味する単語で、車の流れが止まっている様子を表しています。
たとえば、「I was stuck in a traffic jam.(渋滞にはまっていた)」や「There’s a traffic jam on the highway.(高速道路で渋滞が起きている)」のように使います。「stuck(動けない)」という単語を一緒に使うと、リアルな状況が伝わります。
もう少し軽い混雑を言いたいときは、「heavy traffic(交通量が多い)」が便利です。「There’s heavy traffic this morning.(今朝は交通が多い)」と言えば、「渋滞まではいかないけれどスムーズではない」というニュアンスになります。
また、比喩的に「行き詰まる」ような意味でも使えます。「information jam(情報の渋滞)」や「network congestion(ネットワークの混雑)」など、車以外の「詰まり」にも応用できます。特にITの分野では「congestion」という単語がよく使われ、「traffic jam」と同じように「混雑・過負荷」を表します。
少し面白いのは、「jam」という単語自体が「ジャム(果物のジャム)」と同じ綴りだということ。どちらも「ぎゅっと詰まった状態」という共通のイメージから来ています。
つまり、「渋滞」は英語で「traffic jam」と覚えればOKですが、「heavy traffic」「congestion」なども知っておくと、状況に応じて自然に使い分けられます。毎日のニュースや天気予報でもよく登場する言葉なので、英語で聞いたときにすぐイメージできると便利ですね。
