「砂利」は英語で一般的に「gravel(グラベル)」といいます。道や庭、公園の小道などに敷かれている小さな石の集まりを指す言葉です。「gravel road(砂利道)」「gravel garden(砂利を敷いた庭)」のように使われます。
「gravel」は砂よりも粒が大きく、石よりは小さい中間的な素材です。そのため、もう少し大きめの石を指すときは「pebbles(小石)」、さらに細かいものは「sand(砂)」と呼ばれます。
川や海辺で見かける丸い小石は「pebbles」のほうが自然です。「gravel」はどちらかといえば人工的に敷かれた「砂利道」などに多く使われます。たとえば「gravel driveway(砂利の私道)」というと、住宅の前の敷石のようなイメージです。
比喩的な使い方も少しあります。たとえば「gravelly voice」といえば「しゃがれた声」「ガラガラ声」という意味です。声が砂利のようにざらついている感じを表していて、とても英語らしい比喩ですね。
少し詩的な表現をしてみると、「crunch of gravel underfoot(足元で砂利がザクザク鳴る音)」のようにも表現できます。
英語で「砂利」といっても、用途や場所によって「gravel」「pebbles」「sand」「stones」といった言葉を使い分けるのが面白いですね。
