「半島」は英語で「peninsula(ペニンスラ)」と言います。少し発音が難しく感じるかもしれませんが、「pe-nin-su-la」と区切るとわかりやすいです。この言葉はラテン語の「paene(ほとんど)」と「insula(島)」からできており、「ほとんど島」という意味になります。まさに海に三方を囲まれた地形を指すぴったりの表現です。
たとえば「the Izu Peninsula(伊豆半島)」や「the Iberian Peninsula(イベリア半島)」のように、地理的な名称でよく使われます。また、冠詞「the」をつけて呼ぶのが一般的です。「the Italian Peninsula(イタリア半島)」など、世界地図を見ると意外と多くの地域が「peninsula」と呼ばれています。
似た言葉で「cape(ケープ)」という単語もありますが、これは「岬」を意味します。半島よりも小さく、海に突き出た先端部分を指す言葉です。たとえば「Cape of Good Hope(喜望峰)」や「Cape Cod(ケープコッド)」が有名ですね。つまり「peninsula」は大きな陸地の単位、「cape」はその一部という違いがあります。
また、形容詞として使いたい場合は「peninsular(ペニンスラー)」という形になります。「a peninsular country(半島の国)」のように表現できます。
「半島」という言葉は地形を示すだけでなく、「つながっていながら独立している」という独特のニュアンスも持っています。英語の「peninsula」もそのニュアンスをしっかり映していて、言葉の成り立ちを知るとちょっと愛着が湧いてきますね。
