「小川」は、英語では主に「stream」や「brook」「creek」などといいます。それぞれ地域や雰囲気によって使い分けられています。
「stream」はもっとも一般的な単語で、「mountain stream(山の小川)」や「clear stream(澄んだ小川)」のように、自然の中を流れる小さな川を指します。また「stream」は「流れ」という意味から、「stream of people(人の流れ)」や「stream of thought(思考の流れ)」のような比喩表現にも発展しています。
「brook」は少し文学的な響きを持つ言葉で、イギリス英語でよく使われます。「babbling brook(せせらぎの小川)」という言葉は、穏やかで自然豊かな風景を思い浮かべさせます。アメリカでも使われますが、どちらかといえば詩や童話などで見かけることが多い言葉です。
ほかにも「creek」という単語があります。アメリカやオーストラリアではこれも「小川」「支流」という意味でよく使われます。ただし地域によっては「川」と「入り江」の中間のような水域を指すこともあります。
つまり、「小川」を英語にするときは「stream」「brook」「creek」などがあり、それぞれに音や風景の印象が違います。静かな森を思い描くなら「brook」、自然の流れを表すなら「stream」、地名や実際の地形を説明するときは「creek」がより近い表現になります。
