英語で「肉」を使った表現を見てみよう!

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お肉は力強さや生活に直結する食材だったため、英語にもさまざまな比喩として残っています。

たとえば「meat and potatoes」。直訳は「肉とジャガイモ」ですが、意味は「基本的なこと」「一番大事な部分」。欧米での典型的な主食セットが、そのまま「生活の核」を指す表現になりました。

「one man’s meat is another man’s poison」ということわざもあります。これは「ある人にとってのごちそうは、別の人にとっての毒」という意味で、日本語の「十人十色」に近い考え方。好き嫌いや価値観の違いをうまく伝えていますよね。

少しユーモラスなのは「beef about something」。ここでの「beef」は「牛肉」ではなく、「不平や文句」を表します。「He’s always beefing about his job.(彼はいつも仕事の文句を言っている)」のように使われます。なぜ牛肉が文句になるんでしょうね。その由来には諸説ありますが、兵士の食事への不満が関係しているとも言われています。

さらに「bring home the bacon」という表現もおもしろいですね。直訳すると「ベーコンを家に持ち帰る」。意味は「生計を立てる」「お金を稼ぐ」。かつてベーコンはごちそうであり、生活の象徴だったことから生まれたフレーズです。

肉の表現には、食文化や暮らしの歴史がぎゅっと詰まっています。次にステーキやベーコンを口にするとき、こんな英語の言い回しを思い出すと、味わいがちょっと豊かになるかもしれませんね。

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