Every dog has its day.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#58

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Every dog has its day」です。

「Every dog has its day」は、直訳すると「どの犬にもその日がある」となりますが、実際には「誰にでも成功のチャンスが訪れる」という意味になります。

このフレーズは、どんなに不運や挫折があっても、誰もが成功するチャンスを得ることができるという前向きなメッセージを表現しています。

例えば、なかなか結果が出ない人に対して、「Don’t worry, every dog has its day.(心配しないで、誰にでも良い日が来るんだよ)」と励ますことができます。

また、競争の激しい世界で活躍する人に対して、「Every dog has its day. Just keep pushing forward.(誰にでも成功の機会はある。前進し続けよう)」と励ますこともできます。

ほかにも、長い努力の末に成功できたときに、「See, I told you! Every dog has its day.(ほら、言ったじゃん、誰にでもチャンスが巡ってくね)」と言うこともできます。

「Every dog has its day」の起源は古代のギリシャまでさかのぼりますが、英語圏では16世紀頃から広く使われるようになりました。例えば、シェイクスピアは『ハムレット』で「The cat will mew and dog will have his day」というフレーズを使い、この表現の広まりに一役買っています。このフレーズは何世紀にもわたり、成功が誰にでも巡ってくる可能性があることを表現する手段として受け継がれてきました。

「its」の代わりに「his」を用いて「Every dog has his day」と言うこともあります。

まとめると、「Every dog has its day」は、文字通り「すべての犬にはその日がある」という意味ではなく、誰にでも一度はチャンスや幸運が訪れることを指しています。このフレーズを使うことで、希望や励ましを伝えることができます。

この「Every dog has its day」を使って、励ましや希望を伝える場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Every dog has its day.
どの犬にもその日がある。誰にでも成功のチャンスが訪れる。
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