このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています
今回のフレーズは「Mud sticks」です。
「Mud sticks」は、直訳すると「泥はくっつく」となりますが、実際には「一度ついた悪評は消えにくい」という意味になります。
このフレーズは、悪い噂や批判は、一度広まると長く影響を与えることを指します。
例えば、有名人がスキャンダルに巻き込まれたときに「Even though the allegations were false, mud sticks.(たとえその主張が偽りであっても、一度ついた悪評は消えにくい)」と言うことができます。また、会社の不祥事が報道されたときに「The company tried to improve its image, but mud sticks.(会社はイメージ改善に努めたが、一度ついた悪評は消えにくい)」と言うこともできます。
「Mud sticks」の由来は、泥が物に付着すると簡単には取れないという事実からきています。この物理的な現象が転じて、悪評や噂が一度広まると、取り除くのが難しいという意味で使われるようになりました。
まとめると、「Mud sticks」は、文字通り「泥はくっつく」という意味ではなく、一度広まった悪評や噂はなかなか消えないことを指します。このフレーズを使うことで、悪い噂や評判の影響が長く残ることを強調することができます。
この「Mud sticks」を使って、悪評や批判の影響について話す場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
Mud sticks.
泥はくっつく。一度ついた悪評は消えにくい。
泥はくっつく。一度ついた悪評は消えにくい。
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