英語で「緊張感」は何て言う?「緊張感」に関する英語表現

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日本語の「緊張感」は、プレッシャーで体がこわばるような緊張から、静かな場面の「張りつめた空気」まで、幅広い意味を持っています。英語では、文脈に合わせていくつかの言葉を使い分けます。

もっとも一般的なのは「tension(テンション)」です。「There was a feeling of tension in the room(部屋の中に緊張感があった)」のように、場の空気がぴんと張っている様子を表すことができます。「tension」は人の感情だけでなく、人間関係や状況の「張りつめた状態」にも使える便利な単語です。

一方、自分の気持ちとして「緊張している」と言いたいときは、「nervous」や「tense」を使います。「I’m nervous before a presentation(発表の前は緊張します)」や「He looked tense during the meeting(彼は会議中ずっと緊張していた)」のように、人の内面に焦点を当てた表現です。

また、「緊張感がある展開」や「スリルのある雰囲気」を表したいときには、「suspense」や「a sense of excitement」といった言葉も合います。「The movie was full of suspense(その映画は緊張感に満ちていた)」のように、物語のドキドキする雰囲気を伝えることができます。

興味深いのは、「tension」という言葉がもともと「引っ張る」という意味から来ていることです。糸を強く引くような状態=心や空気が張りつめている状態を表しているのですね。

つまり、英語で「緊張感」を伝えるには、「tension」「nervous」「tense」「suspense」など、感じ方や状況に応じた表現を選ぶのがポイントです。

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