日本語の「達成感」は、努力して目標をやり遂げたときに感じる満足や充実の気持ちを表す言葉です。英語でもこの感覚を表す表現はいくつかありますが、代表的なのは「a sense of achievement」と「a sense of accomplishment」です。どちらも直訳すると「達成の感覚」という意味で、ほぼ同じように使えます。
たとえば、「I felt a great sense of achievement after finishing the marathon.(マラソンを完走して大きな達成感を感じた)」のように使います。「accomplishment」は少しフォーマルで、「achievement」よりも「努力を重ねて手に入れた成果」というニュアンスが強いです。
カジュアルな場面では、「I did it!(やった!)」や「It feels so rewarding!(すごく報われた気がする)」のように言うこともあります。「rewarding」という形容詞は、「努力が報われてうれしい」「やりがいがある」という意味で、「達成感」を自然に表す便利な言葉です。たとえば「Teaching is a very rewarding job.(教えることはとてもやりがいのある仕事だ)」のように使います。
また、「I’m proud of myself(自分を誇りに思う)」も、達成感を感じたときによく使われます。英語では感情を自分の言葉で率直に表すことが自然なので、「達成感がある」と言いたいときも、自分の気持ちに焦点を当てた表現を選ぶと伝わりやすいです。
つまり、英語の「達成感」は「a sense of achievement」「a sense of accomplishment」といった名詞表現から、「rewarding」「proud」といった感情を表す言い方まで、さまざまな形で表せます。ゴールにたどり着いたときのあの気持ちを、どんな英語で表すか考えてみると、自分の努力の物語が少し豊かに聞こえてくるかもしれませんね。
