日本語の「おやすみ」は、とても身近であたたかい言葉ですよね。家族や友達に「おやすみ」と声をかけるだけで、穏やかな気持ちになります。英語にも同じように使える表現がありますが、場面や相手との関係によって少し言い方が変わります。
いちばん基本的なのは「Good night(グッドナイト)」です。これは寝る前のあいさつとして定番で、家族や友達、恋人など親しい相手に使います。発音では「グッナイ」に近く、最後の「t」は軽く聞こえる程度です。
もう少しやさしい響きにしたいときは、「Night night」と短く言うこともあります。特に子どもに対して使うときに多く、「おやすみね」という感じの親しみがこもります。
「Good night」には「これから眠る」という意味が含まれているので、別れのあいさつや夜の会話の終わりに使います。たとえば電話を切る前に「Good night, talk to you tomorrow(おやすみ、また明日ね)」と言うのが自然です。
一方、「寝るね」と自分から言いたいときは、「I’m going to bed」や「I’m off to bed」と言います。たとえば家族に「I’m going to bed. Good night!」と続けると、まさに日本語の「もう寝るね。おやすみ!」と同じ感覚です。
また、恋人や親しい人とのメッセージでは、「Sweet dreams(よい夢を)」という表現もよく使われます。少しロマンチックで、やさしい響きがあります。
英語でも「おやすみ」は単なるあいさつ以上に、相手への思いやりを伝える言葉です。「Good night」「Sleep well」「Sweet dreams」など、気持ちに合わせて使い分けると、言葉のぬくもりがもっと感じられるかもしれませんね。
