日本語の「寝坊」は、うっかり寝過ごしてしまうことを指します。英語では「sleep in」や「oversleep」という表現がよく使われますが、実はこの2つ、少しニュアンスが違います。
まず「oversleep」は、予定よりも寝すぎてしまったときに使います。たとえば「I overslept and missed the bus(寝坊してバスに乗り遅れた)」のように、うっかりして問題が起きたときによく使われます。つまり「やってしまった!」という失敗のニュアンスです。
一方「sleep in」は、意図的に朝ゆっくり寝るときに使います。「I slept in on Sunday(私は日曜にゆっくり寝た)」のように、リラックスして遅くまで寝ていたというポジティブな意味になります。日本語で言うと「寝坊する」よりも「朝寝をする」に近い感じです。
また、口語では「I got up late(遅く起きた)」という言い方もよくします。これは特に「寝坊」という失敗のニュアンスを出したくないときに便利です。たとえば「Sorry, I got up late(ごめん、ちょっと寝坊した)」と言えば、自然で軽い印象になります。
英語では、状況に合わせて「sleep in」「oversleep」「get up late」を使い分けると、伝わり方がより自然になります。それぞれの場面や状況に応じて、適した単語を選んでみてください。
