「噴火」は英語で「eruption(イラプション)」と言います。動詞は「erupt」で、「The volcano erupted yesterday(その火山は昨日噴火した)」のように使います。英語の「eruption」は、火山からの爆発的な噴き出しだけでなく、感情や出来事が「爆発する」ような場面にも使われる、表現の幅が広い言葉です。
まず、自然現象としての使い方を見てみましょう。「volcanic eruption(火山の噴火)」が基本の表現です。たとえば「a massive volcanic eruption(大規模な火山噴火)」や「lava erupted from the mountain(山から溶岩が噴き出した)」など、ニュースや科学の文脈でよく登場します。「eruption」は火山だけでなく、「a solar eruption(太陽の爆発現象)」のように他の天体にも使えます。
興味深いのは、英語ではこの言葉を人間の感情にも使うことです。「an eruption of anger(怒りの爆発)」や「He erupted in laughter(彼は大声で笑い出した)」のように、内側にたまっていたものが一気に外に出る様子を表す比喩として使われます。日本語の「感情が爆発する」に近いですね。
また、似た単語に「explosion(爆発)」がありますが、こちらは火薬やガスなど人工的・物理的な爆発を指すことが多いです。「eruption」は自然の力や生き物の反応など、内から湧き出る印象があります。
「eruption」という言葉には、地球の力強さと、人間の感情のエネルギーの両方を感じさせる響きがあります。自然現象を学ぶときだけでなく、爆発するようにあふれ出るものを表現したいときにも、ぴったりの英単語です。
