「蚊」は英語で「mosquito(モスキート)」と言います。複数形は「mosquitoes」。会話では「I got bitten by a mosquito(蚊に刺された)」のように使われます。
ちなみに、「刺される」は「bite(噛む)」を使います。蚊は実際には噛んでいませんが、英語では虫に刺されたときも「bite」と言うのが普通です。「mosquito bite」は「蚊に刺されたあと」や「蚊に刺された跡」を意味します。
「mosquito」という言葉はスペイン語が語源です。「小さなハエ」という意味の「mosca(ハエ)」に小さいものを表す「-ito」がついた形で、直訳すると「小さいハエ」。もともと南米やカリブ地域で使われていた言葉が、英語に取り入れられました。
蚊にまつわる英語表現もいくつかあります。「like a mosquito in your ear」は「うるさい存在」という比喩で、「He’s like a mosquito in my ear(彼は耳元の蚊みたいにうるさい)」といった使い方をします。また、ユーモラスに「Mosquitoes love me(蚊に好かれる)」という言い方もあり、「よく刺される」という意味です。
地域によっては、蚊が多い季節を「mosquito season」と呼ぶこともあります。日本語でも「蚊の季節だね」と言うように、英語でも季節の一部として扱われることがあります。
