「車掌」は、電車やバスなどで乗客の案内や安全確認をする人のことですね。英語では一般的に「conductor(コンダクター)」という言葉が使われます。
たとえば、「train conductor」は電車の車掌を指し、「bus conductor」はバスの車掌(乗務員)を意味します。ただ、多くの国ではバスの乗務員という職業はあまり見かけなくなりましたね。
「train conductor」は今でもよく使われる表現で、「The conductor checked my ticket(車掌が切符を確認した)」のように使います。英語圏では、車掌は乗客の安全確認や放送案内、ドアの開閉を担当する職員として知られています。
ちなみに、クラシック音楽の「指揮者」も「conductor」と言います。「音楽を指揮する人」と「列車を管理する人」が同じ単語ですが、どちらも「流れをコントロールする」という共通点があるから、同じ言葉になったわけですね。
また、アメリカでは「train guard」という言い方はほとんど使われませんが、イギリスでは「guard」も車掌を意味します。「train guard」と聞くと、安全確認や車両管理を担当する職員という印象になります。
このように、「車掌」は英語で「conductor」が基本ですが、地域や文脈によって微妙に表現が変わります。日常会話で「車掌さんがアナウンスしていた」と言いたいときは、「The conductor made an announcement」などと言うと自然です。
