英語で「氷山」は何て言う?「氷山」に関する英語表現

スポンサーリンク

「氷山」は英語で「iceberg(アイスバーグ)」と言います。直訳すれば「氷の山」。冷たい北の海をゆっくり漂う巨大な氷の塊を指します。ニュースや映画などで「an iceberg floating in the Arctic(北極を漂う氷山)」という表現を目にしたことがあるかもしれません。

この「iceberg」という言葉は、実際の自然現象だけでなく、比喩的にもよく使われます。有名なのが「the tip of the iceberg(氷山の一角)」という表現。海の上に見えている部分は氷山全体のほんの一部で、残りの大部分は水面下に隠れています。そこから転じて、「表面に見えているのはごく一部で、本当の問題はもっと深いところにある」という意味で使われます。たとえば、「This problem is just the tip of the iceberg(この問題は氷山の一角にすぎない)」のように使います。

また、「iceberg」には感情や態度をたとえる使い方もあります。たとえば「iceberg personality」と言えば、「冷たくて感情をあまり出さない人」という意味。氷のように落ち着いているというより、少し距離を感じさせる印象です。

興味深いことに、英語では「iceberg lettuce(アイスバーグレタス)」という野菜の名前にもこの言葉が使われています。丸くて白っぽい形が氷山を思わせることから、そう名づけられました。

つまり、「iceberg」は単なる自然のものではなく、英語の中で「見えない部分」「冷たさ」「隠された本質」といった象徴的な意味を持つ言葉です。海に浮かぶ氷山を想像しながら、この言葉が持つ奥深さを感じてみると、英語の世界が少し広がって見えるかもしれませんね。

スポンサーリンク
英語学習におすすめの本

英語学習におすすめの本を紹介します!

大岩のいちばんはじめの英文法』は、英語の基礎をしっかり固めたい方にぴったりの一冊です。中学レベルからの超基礎文法を、講義形式でわかりやすく解説。初心者でも安心して学べる内容で、受験やTOEIC、英検にも対応しています。巻末の索引も便利で使いやすいです。➡詳しく見る

「金フレ」として知られる『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、最も定番のTOEIC対策書です。シンプルで効率的に単語を学ぶことができ、日常的な英語力の向上にも役立ちます。初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しており、何度も繰り返し使えるので復習にも最適です。➡詳しく見る

英語耳』(英語耳 発音ができるとリスニングができる)は、英語のリスニング力を向上させたい方向けの本です。英語の音の変化や発音のポイントを理解することで、リスニングスキルを高めることができます。ネイティブが実際に使う音の連結や省略、イントネーションを学べるため、リスニングだけでなくスピーキングにも役立ちます。英語の「音」に慣れたい方向けの一冊です。➡詳しく見る

一億人の英文法』(一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法)は、英文法を「感覚」や「イメージ」で学べる本。理論的な説明ではなく、ネイティブスピーカーの直感的な感覚に基づいた解説が特徴です。実際の会話で役立つ文法を学べるため、英語を「話すため」の文法を重視している方に最適です。学習者に親しみやすい口語体で、堅苦しくなく、楽しく進められます。➡詳しく見る

🔎 Amazonで「英語 参考書」を検索する

コラム・雑記
\ シェアする /
タイトルとURLをコピーしました