Not let the sun go down on one’s anger.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#299

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Not let the sun go down on one’s anger」です。

「Not let the sun go down on one’s anger」は、直訳すると「怒りを抱いたまま日が沈むことがないようにせよ」となりますが、実際には「怒りを翌日に持ち越さない」「怒りはその日のうちに解消する」という意味になります。

このフレーズは、怒りや不満をその日のうちに解消し、心の平穏を保つことの重要性を表現しています。

例えば、友人と口論した後に「We had a disagreement, but we didn’t let the sun go down on our anger.(私たちは意見の相違があったけれど、怒りを翌日に持ち越さなかった)」と言うことができます。また、夫婦の間で問題が生じたときに「Couples should resolve their conflicts and not let the sun go down on their anger.(夫婦は争いを解決し、怒りを翌日に持ち越してはいけない)」と言うこともできます。

「Not let the sun go down on one’s anger」の由来は、新約聖書のエフェソの信徒への手紙第4章26節にあります。具体的には「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで、怒ったままでいてはいけません(Be ye angry, and sin not: let not the sun go down upon your wrath)」という言葉です。この言葉は、怒りをすぐに対処することの重要性を伝えていますが、一般的にも広く用いられています。元のフレーズのように、「anger(怒り)」ではなく「wrath(激怒)」が、「down on」ではなく「down upon」が使われることもありますが、どちらも同じ意味を伝えています。

まとめると、「Not let the sun go down on one’s anger」は、文字通り「怒りを抱いたまま日が沈むことがないようにせよ」という意味ではなく、怒りを翌日に持ち越さないことを指します。このフレーズを使うことで、感情のコントロールと心の平穏の重要性を表現することができます。

この「Not let the sun go down on one’s anger」を使って、怒りをその日のうちに解消することの大切さを伝えてみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Not let the sun go down on one’s anger.
怒りを抱いたまま日が沈むことがないようにせよ。
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