今回のフレーズは「Make hay while the sun shines」です。
「Make hay while the sun shines」は、直訳すると「日が照るうちに干し草を作る」となりますが、実際には「好機を逃さない」「やれるときにやる」という意味になります。
このフレーズは、好機を逃さず行動することを表現する際に使われます。
例えば、プロジェクトで良い条件が整っているときに、「We have all the resources we need, so let’s make hay while the sun shines.(必要な資料は全て揃っているから、今のうちにやってしまおう)」と言うことができます。また、ビジネスチャンスがあるときに、「The market is booming right now, so make hay while the sun shines.(市場は現在好調だから、この機会を逃さずに活用しよう)」と言うこともできます。
このフレーズは中世の農業において、天気の良い日を利用して干し草を作ることに由来しています。干し草を作るためには、晴天が続くことが必要であり、雨が降る前にできるだけ多くの干し草を作る必要があります。このことから、好機を逃さずに行動することの重要性が強調されるようになりました。
まとめると、「Make hay while the sun shines」は、文字通り「日が照っているうちに干し草を作る」という意味ではなく、好機を逃さず利用することを指します。このフレーズを使うことで、好条件のときに積極的に行動することを表現することができます。
この「Make hay while the sun shines」を使って、チャンスを活用する場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
日が照るうちに干し草を作る。好機を逃さない。やれるときにやる。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。