今回のフレーズは「When in Rome, do as the Romans do」です。
「When in Rome, do as the Romans do」は、直訳すると「ローマではローマ人がするようにせよ」となりますが、実際には「郷に入っては郷に従え」という意味になります。
このフレーズは、新しい環境や文化に適応するためには、その土地の習慣やルールに従うべきだということを表現する際に使われます。
例えば、海外旅行などで現地の習慣に従うことの重要性を説明するときに、「When in Rome, do as the Romans do.(郷に入っては郷に従え)」と言うことができます。また、「It’s always a good idea to follow local customs. When in Rome, do as the Romans do.(現地の習慣に従うのは良いアイデアだ。郷に入っては郷に従え)」と言うこともできます。
「When in Rome, do as the Romans do」は、4世紀の聖アンブロジウス(Ambrosius)の言葉に由来します。彼は、ローマでは土曜日に断食をする習慣がある一方で、ミラノではその習慣が行われていないことに気付きます。そこで「ローマにいるときは、ローマの習慣に従いなさい」と助言しました。この言葉が広まり、現代では一般的に新しい環境や文化に適応することの重要性を示す格言として定着しています。
まとめると、「When in Rome, do as the Romans do」は、文字通り「ローマではローマ人がするようにせよ」という意味ではなく、異なる文化にいるときはその習慣に従うべきだという教訓を指します。このフレーズを使うことで、相手の文化を尊重する重要性を表現することができます
この「When in Rome, do as the Romans do」を使って、異なる文化や習慣に従うべき場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
ローマではローマ人がするようにせよ。郷に入っては郷に従え。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。