今回のフレーズは「When the going gets tough, the tough get going」です。
「When the going gets tough, the tough get going」は、直訳すると「困難な状況になると、強い人は動き出す」となります。
このフレーズは、本当に強い人は、困難な状況に直面した際にそれに立ち向かうということを表現しています。
例えば、何か厳しい状況に立たされたときに、「When the going gets tough, the tough get going.(状況が厳しくなると、強い人たちは行動を起こす)」と言って、仲間を奮い立たせることができます。また、困難なプロジェクトに取り組んでいるときに、「We might be facing some challenges, but remember, when the going gets tough, the tough get going.(いくつかの課題に直面しているかもしれないが、状況が厳しくなると、本当に強い人は動き出すことを忘れないで)」と言うこともできます。
「When the going gets tough, the tough get going」の起源は正確には分かっていませんが、1950年代のアメリカンフットボールの世界で生まれたと考えられています。このフレーズは人々の意欲を引き出すために、スポーツ界やビジネス界でよく用いられるモチベーションの言葉です。
まとめると、「When the going gets tough, the tough get going」は、文字通り「状況が厳しくなると、強い人は動き出す」という意味ではなく、困難な状況に立ち向かう強さや決意を表現するイディオムです。このフレーズを使うことで、困難な状況に直面したときの励ましやモチベーションを高めることができます。
実際の発音もチェックしてみてください
困難な状況になると、強い人は動き出す。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。