Any port in a storm.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#184

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Any port in a storm」です。

「Any port in a storm」は、直訳すると「嵐の中のどんな港でも」となりますが、実際には「非常時はどんな手段でも頼る」という意味になります。日本語では「窮余の一策(きゅうよのいっさく)」や「藁にも縋る(わらにもすがる)」などに当たる表現です。

このフレーズは、困難な状況においては、どんな手段や避難場所でも受け入れることを表現する際に使われます。

例えば、急なトラブルで一時的な解決策を見つけたときに、「I know it’s not ideal, but any port in a storm.(理想的ではないけど、非常時なので仕方ない)」と言うことができます。また、旅の途中で急な雨に降られたときに、「We found a small inn to stay for the night. Any port in a storm.(夜を過ごすために小さな宿を見つけた。困ったときはどんな手段でも頼る)」と言うことができます。

このフレーズの由来は、航海中に嵐に遭遇したときは、無事に避難できればどの港でも良いという状況からきています。18世紀頃のイギリスで生まれたこの表現は、困難な状況下での臨機応変な対応を示すものとして広まりました。

まとめると、「Any port in a storm」は、文字通り「嵐の中のどんな港でも」という意味ではなく、困難な状況ではどんな手段でも受け入れることを指します。このフレーズを使うことで、非常時の臨機応変な対応や避難を表現することができます。

この「Any port in a storm」を使って、困難な状況に直面したときにどんな手段でも受け入れる場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Any port in a storm.
嵐の中のどんな港でも。非常時はどんな手段でも頼る。
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このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。

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