今回のフレーズは「Cost an arm and a leg」です。
「Cost an arm and a leg」は、直訳すると「腕と脚を代償にする」となりますが、実際には「非常に高価な」という意味になります。
このフレーズは、何かが法外に高額であることを強調する際に使われます。
たとえば、誰かが高そうな新車を買ったときに「Wow, that car must have cost you an arm and a leg.(おお、その車は相当高かったんだろうね)」と言うことができます。
また、「Our vacation to Hawaii cost us an arm and a leg, but it was worth it.(ハワイ旅行はかなり高かったけど、それだけの価値があった)」と言うこともできます。
「cost an arm and a leg」という表現の由来にはいくつかの説がありますが、一般的には、高価な物を手に入れることが、身体の一部を失うのと同じくらいの大きな犠牲であるという比喩から生まれたと考えられています。他の言語にも類似の表現があり、例えばフランス語には「coûter les yeux de la tête(頭から目を取られるほどの値段)」という言い回しがあります。また、戦争で多くの兵士が手足を失い、その代償が非常に高かったことから、この表現が生まれたという説もあります。
まとめると、「Cost an arm and a leg」は、文字通り「腕と脚を代償にする」という意味ではなく、何かが非常に高額であることを指します。このフレーズを使うことで、特定のものやサービスがいかに高価であるかを強調することができます。
この「Cost an arm and a leg」を使って、非常に高価なものについて話す場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
非常に高価な。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。