Fine words butter no parsnips.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#229

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Fine words butter no parsnips」です。

「Fine words butter no parsnips」は、直訳すると「立派な言葉はパースニップにバターを塗らない」となりますが、実際には「口先だけでは何も解決しない」という意味になります。

このフレーズは、口先だけで実際の行動が伴わないことを批判する際に使われます。

例えば、計画だけが進んでいて実際の作業が進まないときに、「All these plans sound great, but fine words butter no parsnips.(計画は素晴らしいけど、口先だけでは何も進まない)」と言うことができます。また、言葉だけで何も手伝わない人に、「Encouraging words are nice, but fine words butter no parsnips.(励ましの言葉はありがたいけれど、美辞麗句では何も解決しない)」と言うことができます。

「Fine words butter no parsnips」の由来は、17世紀のイギリスにさかのぼります。パースニップ(parsnips)とは、白いニンジンによく似た根菜で、バターを塗って食べることが一般的でした。つまり、野菜にバターを塗って味を良くする行為を、言葉を飾り立てて印象をよくする行為に例えているわけです。この慣用句は、言葉よりも行動が重要であるという教訓を込めています。どんなに甘い言葉で飾っても、実際に行動しなければ何の意味もないという皮肉を込めた表現と言えます。

まとめると、「Fine words butter no parsnips」は、文字通り「立派な言葉はパースニップにバターを塗らない」という意味ではなく、口先だけでは何も解決しないことを指します。このフレーズを使うことで、具体的な行動の重要性を強調することができます。

この「Fine words butter no parsnips」を使って、実際の行動が求められる場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Fine words butter no parsnips.
立派な言葉はパースニップにバターを塗らない。口先だけでは何も解決しない。
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