今回のフレーズは「Once in a blue moon」です。
「Once in a blue moon」は、直訳すると「青い月に一度」となりますが、実際には「めったに起こらない」「非常にまれな」という意味になります。
このフレーズは、何かがほとんど起こらないことを意味する英語の慣用句です。
例えば、自分があまり行わないことについて、「I only eat fast food once in a blue moon.(私はファーストフードはあまり食べない)」と言うことができます。
また、あまり会わない人について、「I only see him once in a blue moon.(彼に会うのはとてもまれだ)」と言うこともできます。
「Once in a blue moon」の由来にはいくつかの説ありますが、一説には、青く見える満月が非常に珍しいことから来ています。また、「blue moon」は文字通り「青い月」を意味しますが、「同じ月の2回目の満月」のことも指します。基本的に満月は1か月に1度しか現れず、2度目の満月は約2~3年に一度という珍しい現象です。このことから、非常にまれなことを「Once in a blue moon」と言うようになりました。
まとめると、「Once in a blue moon」は、文字通り「青い月に一度」という意味ではなく、何かが非常にまれにしか起こらないことを指すイディオムです。このフレーズを使うことで、何か珍しいことや、めったに起こらないことを表現することができます。
この「Once in a blue moon」を使って、日常生活や会話でめったにないことを表現する際に活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
めったに起こらない。非常にまれな。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。