Little pitchers have big ears.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#294

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Little pitchers have big ears」です。

「Little pitchers have big ears」は、直訳すると「小さな水差しには大きな耳がある」となりますが、実際には「子供は大人の話をよく聞いている」という意味になります。日本語では「壁に耳あり障子に目あり」と意訳されることもあります。

このフレーズは、大人が話している内容を子供が聞いていることを警告する際に使われます。

例えば、大人たちが内緒話をしているときに、「Be careful what you say, little pitchers have big ears.(気をつけて話して、子供は聞いているよ)」と注意を促すことができます。また、「We should be careful what we say around the kids; little pitchers have big ears.(子供たちの近くで何を言うのかは注意が必要だ。子供は大人の話をよく聞いている)」と言うこともできます。

「Little pitchers have big ears」の由来は、水差し(pitcher)の取っ手が耳に似ていることからきています。比喩的に「Little pitchers」は「小さな子ども」を指し、「Big ears」は「大きな耳のような取っ手」を指します。小さな水差しには大きな取っ手があるため、子供が大人の話をしっかり聞いているという意味で使われるようになりました。別のバリエーションとして、「big」の代わりに「long」を用いた「Little pitchers have long ears」も使われています。

まとめると、「Little pitchers have big ears」は、文字通り「小さな水差しには大きな耳がある」という意味ではなく、子供が大人の話をよく聞いていることを指すイディオムです。このフレーズを使うことで、大人が話す内容に注意を払う必要があることを表現することができます。

この「Little pitchers have big ears」を使って、子供がいる場面での会話に気をつけるよう促す際に活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Little pitchers have big ears.
小さな水差しには大きな耳がある。子供は大人の話をよく聞いている。
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このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。

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