A dime a dozen.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#33

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「A dime a dozen」です。

「A dime a dozen」は、直訳すると「1ダースで10セント」となりますが、実際には「非常にありふれている」「どこにでもある」という意味になります。

このフレーズは、何かが非常に一般的で特に価値がないことを表現する際に使われます。

例えば、市場で非常に多くの商品がある場合、「Smartphones are a dime a dozen these days.(最近のスマートフォンはどこにでもある)」と言うことができます。また、多くの人が同じスキルを持っている場合、「In the tech industry, software engineers are a dime a dozen.(技術業界では、ソフトウェアエンジニアは非常に多い)」と言うこともできます。

「a dime a dozen」というフレーズは、19世紀頃のアメリカで生まれたとされています。当時のアメリカでは、1ダース(12個)の商品がたった1ダイム(10セント)で買えることがありました。このことから、非常に安価で大量に流通している商品を指す表現として使われ始めました。もともと安売りの商品を宣伝するために使われていたこの言葉は、時が経つにつれて、ありふれていて特別な価値のないものを比喩的に表現するようになりました。

まとめると、「A dime a dozen」は、文字通り「1ダースで10セント」という意味ではなく、何かが非常にありふれていることを指す英語のイディオムです。このフレーズを使うことで、特定のものやスキルが珍しくなく、どこにでもあることを表現することができます。

この「A dime a dozen」を使って、何かがありふれていることを表現する場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

A dime a dozen.
1ダースで10セント。非常にありふれている。どこにでもある。
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