今回のフレーズは「The truth will out」です。
「The truth will out」は、直訳すると「真実は外に出る」という意味ですが、実際には「真実は必ず明らかになる」という意味になります。
このフレーズは、どんなに隠そうとしても、最終的には真実が明らかになることを表現する際に使われます。
例えば、隠し事をしている人に対して、「You can’t hide it forever. The truth will out.(いつまでも隠しておけないよ。真実は必ず明らかになるから)」と言うことができます。また、不正行為をしている企業について、「Despite their efforts to cover it up, the truth will out eventually.(隠蔽しよう努力しているにもかかわらず、真実は最終的に明らかになる)」と言うこともできます。
「the truth will out」(真実は明らかになる)は、古くからの英語のことわざで、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ヴェニスの商人』で使われたことで知られています。この表現は、真実が必ず明るみに出るという考えを簡潔に伝え、隠蔽行為が無駄であるという教訓を含んでいます。
まとめると、「The truth will out」は、文字通り「真実は外に出る」という意味ではなく、どんなに隠そうとしても真実が最終的に明るみに出ることを指します。このフレーズを使うことで、誠実であることの重要性や、嘘をつくことの無意味さを強調することができます。
この「The truth will out」を使って、正直でいることの大切さを伝える場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
真実は外に出る。真実は必ず明らかになる。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。