今回のフレーズは「It is what it is」です。
「It is what it is」は、直訳すると「それはそれだ」となりますが、実際には「仕方がない」「そういうものだ」という意味になります。
このフレーズは、現状や事実を受け入れるしかないときに使われます。
例えば、試験に不合格だったときに「It is what it is.(仕方がない)」と言うことができます。また、計画がうまくいかなかったときに「We did our best, but it is what it is.(我々は最善を尽くしたが、仕方がない)」と言うこともできます。そのほかにも、予定していたイベントが悪天候で中止になったときに「The event was cancelled due to bad weather. It is what it is.(イベントは悪天候のため中止になった。仕方がない)」と言うことができます。
「It is what it is」は、言語学的には、同じフレーズを繰り返す「tautophrase」と呼ばれる表現です。そのほかのtautophraseの例には、「Facts are facts(事実は事実だ)」や「Enough is enough(いい加減にしろ)」があります。
まとめると、「It is what it is」は、文字通り「それはそれである」という意味であり、状況や事実を受け入れるしかないことを指します。このフレーズを使うことで、変えられない現実を認め、受け入れる姿勢を示すことができます。
この「It is what it is」を使って、現実を受け入れる場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
仕方がない。そういうものだ。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。