Knock on wood.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#399

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Knock on wood」です。

「Knock on wood」は、直訳すると「木を叩く」となりますが、実際には「幸運を祈る」「縁起を担ぐ」という意味になります。

このフレーズは、不運が起こらないように、幸運を祈る際に使われます。

例えば、誰かが「I’ve never been sick this year. Knock on wood.(今年は一度も病気になっていない。木を叩いておこう)」と言うことができます。また、大切な試験を控えている友人に「Good luck on your exam. Knock on wood.(試験がんばってね。幸運を祈るよ)」と言うこともできます。

「Knock on wood」の由来には諸説ありますが、木には精霊や神聖な力が宿ると信じられており、そのために木を叩くことで悪い霊を追い払ったり、幸運を招いたりすると考えられていました。この伝統はさまざまな文化で見られ、ケルト人やゲルマン人などが木に触れることで守護や祝福を求めていたとされています。日本においても、神木のように神聖化されて崇拝の対象となることもありますね。

まとめると、「Knock on wood」は、文字通り「木を叩く」という意味ではなく、幸運を願ったり、縁起を担ぐことを指します。このフレーズを使うことで、不運を避け、良いことが続くように願う気持ちを表現することができます。

この「Knock on wood」を使って、幸運を願う場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Knock on wood.
木を叩く。幸運を祈る。
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