Every cloud has a silver lining.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#4

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Every cloud has a silver lining」です。

「Every cloud has a silver lining」は、直訳すると「すべての雲には銀の裏地がある」となりますが、実際には「どんな悪い状況にも良い面がある」という意味になります。

このフレーズは、困難な状況や不運な出来事の中にも、ポジティブな面や希望を見出すことができることを表現しています。

例えば、仕事で失敗した友人に対して、「I know you’re disappointed, but remember, every cloud has a silver lining.(君ががっかりしているのは分かるけど、どんな悪いことにも良い面があるよ)」と言って励ますことができます。

また、大きなプロジェクトが中止になった場合にも、「Even though the project was cancelled, every cloud has a silver lining – now we have more time to focus on other important tasks.(プロジェクトは中止になったけど、良い面もあって、これで他の重要な仕事にもっと集中できるようになった)」と言うことができます。

このフレーズの由来は、雲の縁が太陽の光で銀色に輝いて見える現象からきています。「silver lining」は「銀色の裏地」という意味ですが、このフレーズでは、困難や苦しみの中にある「希望」や「良い面」の比喩になっています。つまり、雲が暗く覆っていても、そこに光が差し込んで輝く縁が見えることが、希望や良い面を見出すことに例えられているわけです。この表現は19世紀のイギリスの詩人であるジョン・ミルトンの言葉に由来し、現在でもポジティブなフレーズとして広く使われています。

まとめると、「Every cloud has a silver lining」は、文字通り「すべての雲には銀の裏地がある」という意味ですが、どんな困難な状況にも良い面があることを指します。このフレーズを使うことで、困難な状況に直面している人を励まし、ポジティブな視点を持つことができます。

この「Every cloud has a silver lining」を使って、逆境の中でも希望を見つける場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Every cloud has a silver lining.
すべての雲には銀の裏地がある。どんな悪い状況にも良い面がある。
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