No rest for the wicked.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#446

スポンサーリンク
このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「No rest for the wicked」です。

直訳すると「悪人に休息なし」となりますが、実際には「忙しくて休む暇がない」という意味になります。

このフレーズは、忙しくて休む暇がないことを皮肉を込めて表現する際に使われます。

例えば、仕事がたくさんあって忙しいときに「I have so much to do, no rest for the wicked.(やることがたくさんあって、休む暇がない)」と言うことができます。また、悪事を働いた結果として休むことができない状況についても、「After all the trouble he caused, he realized there’s no rest for the wicked.(彼は自分が引き起こしたトラブルの後で、悪人に平安がないことを悟った)」と言うことができます。

「No rest for the wicked(悪人には休息なし)」は聖書のイザヤ書に由来し、英語では1535年のカヴァーデイル聖書(Coverdale Bible)に初めて登場しました。元々は文字通り「悪人に平安なし」という意味で、罪人が地獄で永遠の苦しみを受けることを表していました。時が経つにつれて、忙しい人が休む暇がないという意味で使われるようになりました。

まとめると、「No rest for the wicked」は、文字通り「悪人に休息なし」という意味ですが、忙しさや悪事の報いとして休むことができない状況を指します。このフレーズを使うことで、自分や他人の忙しさをユーモラスに表現することができます。

この「No rest for the wicked」を使って、忙しさや休む暇がないことを伝える場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

No rest for the wicked.
悪人に休息なし。忙しくて休む暇がない。
スポンサーリンク

このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。

スポンサーリンク
英語学習におすすめの本

英語学習におすすめの本を紹介します!

「金フレ」として知られる『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、最も定番のTOEIC対策書です。シンプルで効率的に単語を学ぶことができ、日常的な英語力の向上にも役立ちます。初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しており、何度も繰り返し使えるので復習にも最適です。➡詳しく見る

一億人の英文法』(一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法)は、英文法を「感覚」や「イメージ」で学べる本。理論的な説明ではなく、ネイティブスピーカーの直感的な感覚に基づいた解説が特徴です。実際の会話で役立つ文法を学べるため、英語を「話すため」の文法を重視している方に最適です。学習者に親しみやすい口語体で、堅苦しくなく、楽しく進められます。➡詳しく見る

英語耳』(英語耳 発音ができるとリスニングができる)は、英語のリスニング力を向上させたい方向けの本です。英語の音の変化や発音のポイントを理解することで、リスニングスキルを高めることができます。ネイティブが実際に使う音の連結や省略、イントネーションを学べるため、リスニングだけでなくスピーキングにも役立ちます。英語の「音」に慣れたい方向けの一冊です。➡詳しく見る

「英語 参考書」をAmazonで検索する

ことわざ・格言
\ シェアする /
タイトルとURLをコピーしました